種子のつくりを観察しよう
第2回 インゲンマメの種子調べ (2020/04/27)
  インゲンマメという豆の種類があります。その中でも、一番
 大きいものがキントキマメとよばれる豆です。あまくにる料理
 で食べることが多いです。今回はキントキマメを使いますが、
 ほかのインゲンマメでも観察できます。
 (1)一晩水につけておいてふやかしてから、うす皮をむきます。
 (2)しんちょうに半分にわってやると、中に、根・くき・葉の
  赤ちゃんが入っていることがわかります。よく見ると、葉の
  線もできていることが確認できます。
  

 うがい薬を水で少しうすめたもの(ヨウ素液)にひたしてから、20分くらいたつと、根くき葉になる部分ではないところが、こい青むらさき色にそまります。この部分を、子葉(しよう)といいます。種子をうえると、はじめに「ふたば」として2まいの葉のようなものが出てきますが、この葉のような部分も同じ子葉になります。子葉は葉ではありません。子葉の役割は、でんぷんをためておく場所だったのです。

 1時間ほどたつと、青むらさきというより黒に近い色にそまりました。ですから、正式には「青むらさき色」ではなく「こい青むらさき色」と「こい」をつける方がより正しい答えになります。根くき葉になる部分は色がついていないので、でんぷんがふくまれていません。そのかわり、子葉にはたっぷりのでんぷんがふくまれていて、発芽するための養分として使われていきます。